snuf memo

Welcome to the house of the idle man!!

<< November 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

<< 「個性」って? | TOP | リスト:スペイン狂詩曲 >>

2011.05.25 Wednesday

リストの年ということで・・・

昨年がショパンの生誕200周年ということで,ショパンの曲を中心に,というか,ほとんどショパンの曲しか弾かなかったのですが,今年はリストの生誕200周年ということで,リスト中心になっています.

2010年はシューマンの年でもありましたが,シューマンよりもショパンの方が遙に苦手意識を感じていて,せっかくだからその年に苦手意識を克服しようと思っていたのです.

リストというと,メジャーなのは「愛の夢」とか「ハンガリー狂詩曲」のいくつか,あと「ラ・カンパネラ」のような「練習曲」がいくつかあって, ちょっと大きめの作品だと「スペイン狂詩曲」や「ダンテを読んで」とか「ロ短調ソナタ」があります. で,6月下旬に演奏会があって,そこでリストを弾こうと思いました. 前々から目を付けていて,それでも機会がないというか,尻込みしていたというか・・・つまり手つかずだった作品があったので,この機会にそれに手を付けることにしました. 「孤独の中の神の祝福」,『詩的で宗教的な調べ』の第3曲です.

あまり有名ではなく,CDを聴いてみても,特別忙しいところもないので,当時は楽勝かと思っていましたが,実際やってみて,イキナリ挫折しました. それ以来,放置していたのです. 冒頭はこんな感じです.

右手でトリルとアルペジオの両方を弾かなければならなく,しかもオクターブ超え(9度以上)の音程が普通に出てくる. いくらテンポがそんなに速くないとはいえ,ちょっとツラい. なので,左のメロディーが長い音価ばかりなのをいいことに,それをペダルで響かせて, 左に余裕を持たせて,上段のアルペジオの一部を負担させるべく,左右の配分をあれこれ試しながら考えていました. でも,それをやっているうちに,結局

「(上段のトリル&アルペジオは)普通に右手1本で弾いた方がドタバタしなくて音楽的になる」

という結論に至り,譜面の上段&下段を,原則的に,それぞれ右手&左手で負担するという方針で練習を進めました.

自分に与えられた状態で,どうしてもムリがあるのは音程が10度を超えるところ:


(#×6,上段がト音記号で下段がヘ音記号)

で,下段Cis音にタイがかかっているのですが,音程が11度になり,届きません.でもその間に和音がV7^VからI^2に変わる(一時的にCis-durになっています)ので,ペダルでCisの響きを維持するというのは,ちょっとムリがあります.濁りますから. 10度届くのは恵まれているとは思いますが,このときばかりは「11度届く手が欲しい」と思いました.

トリルとアルペジオを片手で同時に弾くのは,この後左手で登場します.

この曲の難しさって,きっと前半にあるのだと思います. でも,知らない人が聴いたら,おそらく後半の速いアルペジオに難しさを見出すと思います. 静かな中間部から徐々に盛り上がり, 主題に戻りますが,左が高速な3連符になります.

アルペジオはさらに高速になります.

でも,こういうところって,普通に練習していれば,いずれ何とかなるところで,そんなに苦労しないんですよね. むしろ前半.でも前半は聴き手にその難しさが伝わりにくい.つまり報われにくい.

まあ,いいか・・・

JUGEMテーマ:ピアノ

18:00 | 投稿者:スナフ|一般記事 | comments(0) | - | - | - |

コメント

コメントする









▲top